火の玉
    - 2005/07/28(Thu) -
    最近、悩ましい日々を過ごしています。
    訳は後日。
    睡眠不足の日が続いているので、
    目が覚めるような話を少し、しようかな?

    私が小学校高学年くらいの頃だったでしょうか。
    「ミーコ」という名前の猫を飼っていました。
    名前は平凡ですが可愛い猫です。

    ある夜、ミーコが外でニャァニャァと鳴いていました。
    気になった私は、2階の自分の部屋の窓を開けて、
    下を見ながらミーコの名前を呼び、
    「ミー・・・」と言いながらふと視線を自分の目の高さに向けた時、
    あるものを目にしたのです。

    それは直径50cmはあろうかという、赤っぽいオレンジ色の火の玉でした。

    似たような色の1m程の尾がついたそれは、上下に揺れながら、
    ゆっくりと移動していたのです。

    続きに言うはずだった「・・・コ」の言葉はもう出てきませんでした。
    驚きで言葉も出ず口を開けたまま火の玉を凝視。
    その火の玉はふ~わふ~わと漂って、
    20メートル程離れた向かいの平屋の屋根の上まで行ったかと思うと、
    急にストンと下に落ちていき、屋根のすぐ上の位置でフッと消えました。

    途端にぞっとして、「~~~!!!!」
    と声にならない叫び声。
    階段をころがるように降りて家族の元に走ったのでした。

    あれは何だったのか。
    その平屋は借家で、両親と足の不自由な娘さんが住んでいました。
    自由に歩けなかった娘さんの魂だったのか、
    それとも近くの谷にあるという牛の骨の燐が燃えていたのか。
    理由は分かりません。

    ただ言えるのは、幻ではなかったということ。
    不思議な現象に特に興味があったわけでもない。
    でも確かに私は見たのです。

    世の中には説明のつかない、不思議な出来事がありますね。
    火の玉を見たのはあの時だけですが、
    こう頭がもやもやしている時には、
    目が覚めるようなものを見たいと思います。

    でも見てしまったら、目が覚めるどころではないかもね?


    2005/07/28(木) 23:22:35
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    はっぴいサウンド
    - 2005/07/26(Tue) -
    台風が接近していることもあり、今日はオフの日です。
    ・・なんて、いつも頭はオフやろ!と言われそうですが。
    今日はのんびりしていました。

    家族が見ていたテレビがつけっぱなしだったので、何となく見ていたら、
    音録り名人が録る「7つのはっぴぃサウンド」なるものをやっていた。

    なになに?

    1.湯船に浸かった時に、湯船からお湯が溢れ出る音?→もったいないな。
    2.そろばんをはじく音→うちに縁はない。
    3.エアーキャップをつぶすプチプチという音→何故みんなこれが好き?
    4.金、銀、銅メダルでつくった風鈴が奏でる音→一般的でないね。
    5.ルービックキューブをとても早く完成させる音→私に完成は永遠に来ない。
    6.テーブルクロスを一瞬で引き抜く音→見ている方はハラハラ。
    7.シャンパンを抜く音→飲む方がいい。

    人によって縁起がいい音はさまざまですね。
    でも何故プチプチが縁起がいいんだ?
    縁起がいいと言うより、心地好い音なのでしょうか。

    そこで私も、自分にとって心地好い音を考えてみました。

    1.掛け流しの温泉でお湯が溢れ出る音。
      う~~ん最高ですねぇ・・・・。
    2.風鈴の音。但し一般的なもの。
      風を音で感じるのはいいね。
    3.木々が風でざわめく音。
      季節を問わず好き。
    4.川の流れの音。
      せせらぎも流れの速い川の音もいい。
    5.寄せては返す波の音。
      海岸で何時間座っていても飽きません。
    6.ウチの猫の、にゃあ~ という鳴き声。
      甘えて擦り寄る。なーーんて可愛い。
    7.ビールの栓をシュポッ、トクトクトク・・・
      いいねぇ!

    最近は聴こえる音もだんだん少なくなってきましたが、
    心地好い音を聴くと落ち着きます。
    揺らぎのある声の人が歌う歌もいいですね。
    心地好い音は脳波をアルファ波に変えるとか。
    よい音を耳にしたいものです。

    2005/07/26(火) 18:20:47
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    夏への憧れ
    - 2005/07/20(Wed) -
    今朝、蜂の大群が飛びながらゆっくり移動して行くのを見た。

    テレビの自然番組では見たことがあるけど、実際に見たのは初めてだ。
    しかも家の窓からだ。
    一体どうゆうところに住んでるんだと思われるかな?
    しかし田園地帯でも山中でもございません。
    一般的な小都市の町中でございます。

    新しい女王蜂が誕生すると、
    以前からの女王蜂がたくさんの働き蜂を連れて、新しい巣をつくるんだったっけ?
    自然の営みのひとつで、そんなに珍しいことでもないのかもしれませんね。
    人間は日々の暮らしに忙しくて、気が付かないだけなのかもしれません。

    こういう時にどじがいたら、すぐに教えてくれるんだろうなあ。
    何しろ愛読書が、理科の辞典と生き物辞典だったから。

    生きてたらどんなおにいちゃんになっていたかな?
    もう想像することしかできません。
    いえ想像することすらできません。

    子どものころは夏休みがとても楽しみで、
    夏の風の香りがする頃にはわくわくしたものだ。
    大人になってからはそんな気持ちは薄れていたけれど、
    子どもができてからは子どもと同じように、夏休みが楽しみになっていた。

    別に何をするわけでもなく遊びに行く予定があるわけじゃないけど、
    子どもと同じようにウキウキ、ワクワクしていたなあ。
    ラジオ体操なんかにも喜んで行っていたりして。
    子どもの成長と共に、自分も同じように子ども時代を追体験しているようだった。

    今どじはいなくなり、
    他の子どもたちも成長したけれど、
    やっぱり夏の風や空を感じると、
    懐かしい気持ちと一緒に、憧れに似た思いが湧いてくるのです。

    2005/07/20(水) 17:04:55|
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    本格的な夏ですから
    - 2005/07/19(Tue) -
    蝉があちこちで鳴き始めた途端に、梅雨明けとなりました。

    気温上昇中の午後、駐車場で煙草を吸っている人を見かけたけど、
    喉痛くならないかな?
    煙草のむより水飲んだ方がいいよと、余計なお節介を言いたくなります。

    本格的な夏になったことでもありますし、
    煙草にまつわる涼しい思い出話をひとつ、しようかな?

    私が小学校の時のことです。

    ある夜、家にお客様がやってきました。
    煙草が好きな男性で、
    居間で父と話をしながら何度も煙草に火を点けていました。
    そのお客さんは1時間くらいはいたでしょうか。
    両親は煙草を吸わないので、
    私にとっては煙草の煙は珍しいものでもありました。

    吐き出した煙で輪が出来たりするのを眺めていたのですが、
    それにも飽きて2人の話を聞きながらぼんやりしていた時、
    急に、お客さんの口から吐き出した煙が、
    リアルな男性の顔になったのです。

    1、2秒の僅かな間ですが、
    空中にぽっかりと顔が浮かび、水を浴びせられたようにぞっとしました。

    その後顔は消えてしまい、
    何事もないように話が続き、部屋には煙が漂っているだけ。
    煙が偶然に顔を形作ったのでしょうか?
    見たこともない顔でしたが、暫くの間は忘れられませんでした。

    どうせ目の錯覚だと言われるだろうと思ったので、
    誰にも言いはしませんでしたが、
    不思議な出来事として、今でも時折思い出します。

    2005/07/19(火) 17:54:01
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    宵宵山
    - 2005/07/16(Sat) -
    昨夜は毎年恒例の、祇園祭り・宵宵山に行ってきました。

    200507151.jpg

    暑い・・・・暑い暑い暑い日でした。

    京都の夏は死ぬほど暑い!

    着いたのは夕方近くの早い時間だったので、
    まだそれほどの人混みではなかったけれど、

    どこから湧いてくるのか? 人、人人人人・・・・。 

    私もその一部ですが。

    長刀鉾の前では丁度お稚児さんが縄切りの練習中で、皆の足が止まる。

    200507152.jpg

    京都生まれで京都育ちの友人の話によると、
    お稚児さんを出すのは随分お金がかかるから、
    裕福な家の子どもしか選ばれないんだそうな。

    運がよく(自分が選んだから?) 
    そんな家に生まれた子どもは、貴重な体験が出来ますね。

    船鉾です。上にいる子どもが落ちないか、心配性の私ははらはらしていた。

    200507153.jpg

    200507154.jpg

    露店がたくさん出て、とても賑やかです。

    祇園祭りでは呉服店がバーゲンをし、着物の小物の露店など立ち並び、
    いかにも京都らしい雰囲気です。

    200507155.jpg

    時間が経つにつれさらに人が増えて暑いことこの上ない!
    それでもめげず京都の地ビール(生ビール)片手に歩き回る。

    何年か前に初めて誘われた時には、正直言ってあまり行く気がしなかった。
    どじがいないのに何をしたって楽しくないですしね。
    でも、せっかく誘ってくれたんだからと行ったら、その楽しさにハマってしまいました。

    気分が落ち込む時には人の気遣いも負担に感じ、無理して行っても楽しくはない。
    でも行けば景色も変わるし、気分も変わる。
    そういうことを繰り返していくうちに、だんだん回復してきたように思います。

    少しの無理は、時には必要かもしれませんね。

    2005/07/16(土) 11:38:37
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    躾が大切
    - 2005/07/14(Thu) -
    昨夜は雷を伴った雨が降り、一時停電した地域もあったそうだ。

    うちの犬は雷が大嫌い。
    普段はジャングル(一応庭)で放し飼いにしているが、
    雷が鳴ると落ち着かなくなり、隙間を見つけて逃げ出してしまう。

    何度か雷で脱走騒ぎを起こしているので、
    柵を固定して逃げないようにしていたのだけれど、
    昨夜はあまりに雷がすごかったのか、必死で柵を壊して逃げてしまった。
    どこに逃げても同じなんだけどね・・。
    だけど怖くて遠くに逃げることが出来ず、玄関の前で震えていたらしい。
    雨雲が去るまで玄関の中に入れてやったけど、情けない顔で震えていた。
    雷にトラウマでもあるのかな?

    他にも怖がっているものがある。
    事故の時に自分も巻き込まれたから、車が怖い。
    同じような型のトラックが後ろから近づくと、脅えてふり向きながら歩く。
    エンジン音が似ているのでしょうね。

    犬の躾け方教室で基本は学んだけれど、
    危険から身を守る術は教えてくれなかったし、私も気が付かなかった。
    賢い犬も時にはいるけれど、犬は交通安全の意識は持たないだろうし、
    事故の可能性を考えもしない飼い主も、結構おられるのではないでしょうか。

    運転中にペットが原因で事故を起こす場合もありますしね。
    人間が責任を持って接しなければ。
    幼児と同じ、甘やかしても駄目。
    きちんと躾けなくてはいけないと思います。

    そうそう、
    マナーを忘れた飼い主の、躾け方教室もあるとよいですね。

    2005/07/14(木) 17:14:48
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    - 2005/07/12(Tue) -
    雨が上がり太陽が顔を出して気温が上がってきたお昼前、
    大阪のある町でお世話になったの方の告別式に行く途中、
    蝉が鳴いているのに気が付きました。

    今年初めてです。
    長い間土の中で静かに成長を待ち、
    ようやく出てきた世界の僅かな時間のなかで精一杯生き、
    次に命を託してまた土に還っていく。
    夏は命の躍動を感じます。
    蝉の鳴き声、高く繁った草が風にざわざわとなびく様に
    命が満ちていると感じます。

    今年初めて聴いた蝉の鳴き声に、旅立ってゆく人の命を重ねて考えました。
    命とは一体どういうものなのだろう。
    命が満ちているこの世界。
    あらゆるところで命が生まれ、同時に死んでいく多くの命。
    虫や草や動物は、命とは? なんて考えない。
    ただ精一杯生きている。
    人間だけが命について考え、大切にし粗末にもする。

    命って一体何だろう。
    輪廻転生があると言う人もいるし、
    死んだら天国で生活をすると言う人もいる。
    生きている間には絶対に分からないことではあるけれど、
    私は今は命に終わりはないような気がしている。
    死んだらどじにも会える、
    また次に生まれた時に会えるかもしれない。
    そう思うと死ぬのも少し楽しみになります。

    だからと言って死は喜びではない。
    お世話になった方は突然の死だった。
    信じられない思いで一杯です。

    彼はあるイベントの開催に協力いただいた方です。
    彼はアルコール依存症でしたが、断酒を決意し、
    断酒をしてからはアルコール依存症の人達への支援や
    酒を飲んだ上での交通事故や一気飲ませによる死などの
    酒害によって被害を受けた人達への支援などをされていました。
    私は個人的に親しい訳ではないので詳しくは知りませんが、
    他にもいろいろと活動をなさっていたようです。
    飄々として優しい方でした。
    あの笑顔が思い出されます。

    告別式での奥様の挨拶は、様様な方への感謝の言葉ばかりでした。
    あまり聞き取れはしなかったけれど、何度もお礼の言葉を述べられて、
    娘さんたちと深々と頭を下げられるのです。
    そして最後に夫への感謝の言葉。
    素晴らしいご家族だと思いました。
    早過ぎる死ではありましたが、
    彼の人生はとても幸福なものであったのではないでしょうか。

    心から冥福を祈ります。

    2005/07/12(火) 23:10:10
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    オバチャン、考えが足りないよ
    - 2005/07/10(Sun) -
    駅に近づき速度を落としたJRの窓から、ある光景を目撃し目が点になった。

    推定年齢65歳のオバチャンが、
    小学校低学年位の子どもと、3,4歳位の子どもを、
    ミニバイクに跨った自分の前に立たせ、
    線路沿いの下り坂を推定時速30kmで走っている。

    狭い道で、道沿いには住宅が建ち並び、横道も幾つかある。

    子どもは髪を風になびかせとても嬉しそうにしている。
    慣れている様子から見て、初めて乗せたようではなさそうですね。

    気持ちは分かるよ。
    孫が喜ぶことをしてやりたいでしょう。
    でももし横道から人や車がふいに出てきたら、
    オバチャンの運転で子ども2人を振り落とさずにかわせるのかな?
    子どもは大怪我するんじゃない?
    最悪の場合になる可能性もあるんですよ。
    オバチャンはヘルメットをかぶっているから、転倒したとしても
    まだまだこれから!の人生を楽しめるだろうけどね。

    ルール違反は全て禁止!と吠える資格は私にはない。
    オバチャンの姿は、
    過去、自分たちは事故に遭わないとお気楽に考えていた私の姿でもある。

    私の父も、たまにミニバイクの前部にひょいと子どもを乗せて
    車の殆ど通らない道を走っては子どもを喜ばせていた。
    勿論ゆっくりとした速度で、長い距離ではありませんでしたが。

    その頃は体調が悪かったから、
    子どもの喜ぶことをしてもらってありがたかったけど、
    やはり危険なことを子どもに教えるべきではないと思います。

    オバチャンの走っていた道は公道。
    しかも夕方のまだ明るい時刻。
    JRの窓から多くの人がオバチャンの行動を見ているんですよ。
    子どもだって、自分たちがルール違反をしているなんて思わないでしょう。

    子どもをどうしてもバイクに乗せて喜ばせたいなら、
    人に見られない場所で、「秘密」として、ほんの少しだけ乗せてあげなさい。

    たまには転倒して痛い思いをさせるのも、子どものためにはいいかもしれません。

    2005/07/10(日) 20:52:21
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    カレーの日
    - 2005/07/08(Fri) -
    カレーのいい匂いが漂っている。
    今日の夕食のメニューはカレー。
    毎月8日はカレーをつくる。

    どじが事故に遭う前、玄関の外で見送った。
    「今日のごはんなに~?」
    「カレーだよ」 と答えると、
    「やったー!!」 と言って駆け出した。
    その背に 「気をつけて」 と言い、
    元気に 「うん!」 と答えて走っていったのに。

    あれが最後になるとは思わなかったよ。

    子どもってカレーが好きですね。
    どんな食べ方をしていたかも思い出せる。

    なんでかなあ。
    楽しい思い出は薄れていくのに、
    悲しい思い出は鮮明になっていく。
    でも
    決して忘れたくはない。

    さて、今日のカレーの出来は どうですか?

    2005/07/08(金) 16:43:27
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    幸福の裏側
    - 2005/07/06(Wed) -
    さっき何気なしに空を見ていたら、
    数秒間トンボの群れが窓いっぱいに広がりました。
    トンボも集団で飛ぶ時があるようですね。

    窓からはいい匂いの風が入ってくる。
    緑の匂い、とでもいえばいいかな。
    静かな幸福を感じる匂いです。

    窓から見えるご近所の大きな木が花をつけている。
    他の木々に比べて新芽を出すのが遅く、
    この間やっと葉っぱが出てきたと思っていたけれど、
    それからもう2ヶ月過ぎているんだな。

    この木は風がある日はざわざわと音を立てる、らしい。
    もう私にはその音は聞こえない。
    今耳に入ってくる自然の音も
    本当ならもっと鮮明に聴こえるのでしょうね。

    耳が悪くなることくらい、どじを失ったことに比べたら
    どうでもいいことでもあるけれど、
    聴こえにくいのは不便です。
    失敗も恥をかくことも、情報不足も日常となりました。
    これからも悪くなるばかり、よくなることは望めない。

    原因をつくった加害者は今どうしているのでしょうか。
    加害者も静かな幸福を感じる日があるのでしょうか。
    耳返してと加害者に言いたくなる日もありますが、
    言ったところで逆ギレされるだけでしょう。

    「今まで真面目に生きてきたんや!
    そんなこと言われる筋合いない!!」
    と加害者の妻は言うことでしょう。

    警察官、検察官、裁判官の皆さん、
    どうか彼らに、バカにつける薬を与えて下さい。

    幸福もどん底の世界もごちゃ混ぜの、いつもと同じ1日も、
    もうすぐ夕暮れを迎えます。

    静かに1日が終わります。

    2005/07/06(水) 16:53:30
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    帰ってきたユメ
    - 2005/07/04(Mon) -
    大雨で水不足も多少は改善されたようですが・・。
    何でも適量がいいね。

    数年前の昨日は晴れていて、とても暑い日でした。
    その日は、Sさん宅からうちに引き取った2匹の犬のうちの1匹の
    柴犬の「ユメ」が死んだ日でした。

    引き取った時からお腹にあった小さなしこりが
    だんだん大きくなってきたので病院に連れて行ったら、
    腫瘍であり手術しなければならないとの診断でした。
    すぐに手術を行うことになり、一旦入院したものの
    不整脈があり、手術を見合すことになりました。
    薬を1ヶ月程飲んでからようやく手術を行うことができ、
    腫瘍はすっきり取れて、元気になりました。

    実はこのユメ、引き取った時にはもう13歳のお年寄り。
    おっちゃんが一目見て、「この犬、おばあさんの顔しとるなあ」
    と言う位年寄りじみていた。
    うちに来てからは運動不足も解消されて若返っていたけれど、
    腫瘍が大きくなってからは食欲がなくなり、体臭も強くなっていた。
    手術を受けた後にその臭いはすっきりなくなったので、
    腫瘍が原因で臭いがきつかったのかもしれません。

    一時は元気になったけれど、手術から1ヶ月を過ぎると、
    また食欲がなくなり、散歩に行ってもすぐに疲れる様子。
    それでも我慢強いこの犬は、
    耳を寝かせながらも必死に歩くのでした。
    そのうち食事も殆ど取らなくなり、また体臭がきつくなってきて、
    痛むのか苦しげに何度も鳴く。

    死ぬ前夜もあまり苦しげに鳴くので、
    家族がしばらく傍について、頭をなでてやっていました。
    人が傍にいると安心するようで、それから静かになりましたが・・。
    その翌日、私は午前中に用があり、
    玄関の横の苦しげに横たわるユメが気になりつつも、外出しました。
    そしてお昼過ぎに帰宅したら、既に冷たくなっていたのです。
    出かけずに傍にいてやればよかったと、泣きました。

    そして夕方、
    近くの空き地の人が決して入らない場所に、埋めてやりました。

    そしてその日の夜。
    まだ暗い明け方近くの時間。
    庭でユメが吠えたのです。

    キャン、キャン、キャン、キャン・・・

    ユメかどうかは本当のところはわかりません。
    でも、庭から声が聞こえ、
    もう1匹の犬も他の犬が来たなら吠える筈なのに
    唸り声もたてなかった。
    近所には同じような声で吠える犬はいないのです。

    声を聞いたのは私と娘、隣に住んでいる父の3人。
    娘と父も、ユメの声だと思ったそうです。

    後日、ペットも死後帰ってくるという話を本で読みました。
    変な話だと思う人もいるでしょうが、
    多分、あれはユメだったのだろうと思うのです。

    2005/07/04(月) 17:03:10
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    花と事故現場
    - 2005/07/03(Sun) -
    早朝、事故現場に掃除に行った。

    今住んでいるところから車で10分程。
    どじが生後半年から亡くなるまで住んだ場所。
    何年も住んで記憶に染み付いている風景が近づいてくると
    動悸がし胸が締め付けられるようになる。

    事故後信号機が設置された。
    世の中には様様な考え方の人がいるから、
    喜んで下さる方ばかりではなく
    掃除をしていても掛けられるのは温かな言葉ばかりではない。
    バイパスに接続する道路だから交通量も多く、
    好奇の目で見ていく車もある。
    事故後ずっと花を置き、掃除も頻繁にしていたけれど、
    余計なストレスを感じるのが嫌で、
    いつしか早朝や夜などにするようになっていた。

    転居後も花を置き続けたいと思っていたけれど、
    普段目にしなくなると、その場所に行くのが辛くなり、
    1週間に1回だったのが1ヶ月に1回、年に数回と減っていき、
    今は花を置くのは命日の時だけ。
    掃除は年に数回行くだけになってしまった。

    今は、近くに住む友人が、いつも造花を置いてくれている。
    5月の子どもの日にはお菓子付きのミニこいのぼり、
    お盆にはお菓子をお供えしてくれる。
    友人の他にも、命日には花を供えて下さる方がいる。
    そんな光景を目にした時には、
    冷たく縮んでいた心が温かく解きほぐされるように感じて、
    心から嬉しくなる。

    他人にとってはただの事故現場だけど、
    遺族にとってはそこは、大切な家族が死んだ場所。
    何故こんなところでと涙する場所。

    「いつまで置くの?」 と
    忌み嫌う人もいるけれど、
    そんな冷たい視線を向けないで下さい。
    その花は、あなたや、あなたの大切な人のために
    置かれたていたのかもしれないのだから。

    道端に花が手向けられている風景。
    全国どこに行っても見かける風景。

    何故そこで事故が起こったのか、考えて欲しいと思います。
    自分や家族がその立場にならないように。
    人を傷つけることがないように。

    2005/07/03(日) 16:25:44
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