ひとりごと
    - 2006/03/30(Thu) -
    昨日、今日と寒いですね・・
    もう桜が咲いている地域もありますが、
    こちらはまだ蕾は固い。
    モクレンの蕾がようやくふくらんで
    ひとつ、ふたつと咲きかけたけれど、
    この寒さでまたガードを固くしたみたい。
    桜が咲くころには、
    咲き遅れている花達も一気に開くでしょうか。
    美しい春は もうすぐですね。

    雨も上がり、
    暖かくなったら犬の散歩にでも行こうかと思っていたけれど、
    風が冷たいのでやめました。
    軟弱者です。

    犬は今年で14歳。
    足が弱って、もうあまり遠くへは行けません。
    散歩に行っても近くをうろつくだけ。

    冬の間は寒いので、散歩にも行かず。
    狭いけれど庭で放し飼いにしているので、比較的自由だとも思うけれど、
    いつも同じ景色ばかり見ているのは飽きるだろうね。

    でも足は弱くとも元気です。
    でも少し複雑な気分です。

    この犬は息子が事故に遭った時に連れていた犬なのです。
    犬は助かったけれど、息子は即死。
    その後のストレスで私は難聴になりました。

    こんな話は引かれてしまうかな?
    でも誤解しないでくださいね。
    いつもいつも重く生きているわけではないのですよ。

    冗談大好きだし、
    遊びに行くのも大好きだし、
    お酒を楽しむのも大好きだし、
    映画も観るし本だって読むし。
    友達だってたくさんいる。
    楽しむことだって得意なのです。

    回復するのに時間はかかったけれど、
    そりゃ 他の人に比べたら、普通ではないだろうけれど、
    自分にとっては今の人生が普通のもの。
    誰しも見えないだけで
    いろいろなものを抱えて生きている。
    だから自分だけが特別だとか不幸だとか
    そんなことなど思ってはいない。

    自分が辛い体験をして、
    少しは人の痛みもわかる人間になったのかもしれないけれど、
    誰も傷つけたことがないなどとは、言えない自分でもある。

    幸せそうな人を見て
    自分の重さが悲しくなる時はあるけれど、
    知らない人が見たら私だって、
    幸せそうに見えるに違いないのだもの。

    ある人が、失ったものの分だけ得るものがあると教えてくれました。
    その通りだと思います。
    そう考えれば、私は結構、幸せな人間なのかもしれない・・

    なんだか心にひたひたと
    静かな幸せが満ちてくるようにも思うのです。

    そしてこんな私に関わってくれ、
    幸せを与えてくれた人たちにも
    心から感謝の気持ちが湧いてくるのです。


    2006-03-30
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    何が足りない?
    - 2006/03/28(Tue) -
    お寺の入り口によくある掲示板。
    そこに言葉が書かれているでしょう?

    「なるほど」 と思うものもあれば
    「絶対ちがう!」 と思うものもありで。

    「ちがう」 と思うのは、
    私が人間ができていないからかもしれないけれど、
    それはさておき、先日見た言葉は 

    「ありがとう」
    「すみません」
    「ご苦労様」
    この三つを多く言う人に
    行き詰まりはない。


    ぐわ~ん と
    頭を殴られたような気がしました。
    最近行き詰まりを感じる時が多いのです。

    それはこの3つが足りなかったからなのでしょうか?
    「ありがとう」→言ってるつもりだけど。
    「すみません」→言ってばかりだけど。
    「ご苦労様」→言葉を変えてよく言うのだけど。

    でも 「多く」は言っていないのかもしれない。
    感謝の気持ちが足りないのかもしれない。
    人にありがとうと言われても、
    誰かのために何かをすることをごく普通のことと思ってるから、
    人にしてもらったときにも、
    当たり前のこととして流しているのではないだろうか。

    例えば、
    そこのカップを取って と頼まれるような些細なことでも。
    気軽に渡して、それくらいのこと当たり前だと思うけど、
    逆の立場の時には、取ってもらって当たり前と思っていないだろうか?

    「ありがとう」
    心も伴って言っているだろうか?
    と、少し考えてしまった午後でした。


    2006-03-28
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    馬糞風
    - 2006/03/24(Fri) -
    各地で桜の開花が始まりましたね。
    春・・待ち遠しかった春。
    ある歌を思い出しました。

     北に住む人は しあわせ
     春を迎える よろこびを
     誰より強く 感じることが できるから


    しばらくの間、北へ行っていました。
    そこは風の強い、寒い土地です。
    ちょうど今頃は、馬糞風が吹く季節。

    昔は、馬は農作業や移動に欠かせない動物でした。
    冬には馬そりが大活躍。
    暖かくなれば、雪が溶けてあちこちに落ちている馬糞が現れ乾燥し、
    春先の強い風に舞う・・・。
    それを馬糞風と呼ぶのです。

    お彼岸の頃には、さすがの北の国でも雪はほとんど溶けるのですが、
    今年はなんと、雪が降りました。
    出発の空港では、「着陸できるかどうかわからない」 と言われ、
    予定通り予定場所に着陸できたものの雪が降り、
    車で走れば地吹雪で、どこが道だかわからない。
    対向車も近づいてからやっと気が付くほど。
    寒さ厳しい土地なのです。
    でも、人は温かい。

    今回はある人の法事で訪れたのでした。
    2年前に80歳を過ぎて亡くなった彼は、私に若い頃の話をよくしてくれました。

    戦争の時には「飛行機乗り」だったこと。
    天皇陛下のために立派に死ぬことが望みだったこと。
    でも出撃の前に必ずアクシデントがあり、何度も乗り損ねたこと。
    そのうちに戦争が終わってしまったこと。

    「天皇陛下のお役に立ちたくて努力してきたのに、全てが無になったんさ。
     なーんにもする気がなくなった。希望を失った人間さー」

    そこで彼は実家に戻り、農業をすることになりました。
    明治の頃に開拓民としてやってきた家族。
    苦労して広げてきた田畑があります。
    昔のことだから兄弟がたくさんおり、
    父親が亡くなった後、彼は、
    弟や妹たちを進学させるために、一生懸命働きました。
    学費を払うために借金をして、借金返済のために田畑を売る。
    弟や妹たちは進学し、それぞれが立派になりましたが、
    その頃にはもう、彼には、
    自分の息子を進学させる余裕は、全くありませんでした。
    秀才だった息子は進学できないことが悔しくて、ある日母親に言いました。
    「おじさんたちはお父さんのお陰で進学できて、今裕福になっているのだから、
     僕の進学のお金を出してくれたっていいじゃないか」

    でも母親は、
    「そんなこと言うもんではないよー」 と、
    静かに諭したそうです。

    そんな人たちなのです。


    さて、
    雪は3日間降り、ようやくお天気が回復したころに戻ってきましたが
    その間に東京では桜が開花のニュース。
    北の方でも、雪が溶けてきたようです。
    あちこちで春の始まりですね。


    2006/03/24(金) 14:48:07
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    出し入れ
    - 2006/03/23(Thu) -
    知り合いの家に行ったら
    村(!)の発行したカレンダーに
    こんな言葉が書いてあった。

    総てのものは出す事によって入る
    出す事を知らぬ人に入りようがない


    読んで、
    なるほどねぇ と思いました。

    出さなきゃ(手放さなきゃ) 
    次のスタートはやってこない。

    お金を抱え込んでも
    使わなきゃ価値はないし。

    ゴミを捨てなきゃ
    ゴミバコにゴミも捨てられないし。

    古い価値観にしがみついていたら
    新しい発想は難しいし。

    便秘になったら・・・・
    って
    意味が違うかも?!(^。^;)


    2006-03-23
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    超えたもの
    - 2006/03/11(Sat) -
    昨夜のTVドラマ
    「指先でつむぐ愛」 見ましたか?

    私は見ていましたよ。
    でも字幕が見られるテレビが使えなくて、
    私は別のテレビで見たので、あまり聞き取れなかったのですが。

    福島智さんの奥様の、光成沢美さんが書かれた
    「指先で紡ぐ愛」の本はまだ読んでないけれど、
    福島さんの講演は聞いたことがあるので、大体の内容は知っていました。

    福島さんは話すことは出来るから、
    講演も比較的早いペースで話されていたように記憶しています。
    人とのやり取りもリアルタイムに伝わる指点字で
    聞こえないということが、感じられませんでした。
    その、指点字の速さ・・
    驚きでした。

    講演で福島さんは、
    視力を失い、やがて聴力も失ってしまったときに
    深い水の底に沈んでしまったようだったと話されていました。
    でも、底に沈んだら底を蹴って、あとは浮き上がるだけだと。
    その言葉が心に残っています。

    見えなくなるということ。
    今、見える私には恐ろしいことのように思えます。
    見えなくなってしまったら・・・
    絶望しかないだろうかとも思えます。

    以前、新聞に載っていた
    別の病気の人の話ですが
    彼が病気で失明したあと、時を待って、医師が訪ねました。

    「病気になってよかったと思うことは、どんなことですか?」 と。

    彼はこう答えたそうです。
    「ほんとうに話したい人とだけ話をすればよくなったので、すごく楽になりました」
    「初対面の人と会った瞬間に、
    その人の性質や人柄を超えたものが見えるようになりました」

    「超えたもの」とはいったいどういうものなのでしょうか。
    苦しみと引き換えに、深いものが得られるのでしょうか。

    不幸と幸福も表裏の関係のように思えますが、
    裏側を見て初めて気がつくことが、人生には多いですね。

    失うだけではなく
    得られるものはきっとある。

    失ったから不幸だと思わない人生、送りたいと思います。

    2006-03-11
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    - 2006/03/08(Wed) -
    窓の外は春霞。

    今年は、「春一番」
    吹きませんでしたね。
    私が住んでいる地域だけでしょうか。
    それとも気が付かなかっただけでしょうか。

    もうだいぶ前なのですが
    ある雑誌のキャッチコピーに
    「いつも 同じ風が吹くとは限らない」
    というのがありました。
    その言葉がずっと心に残っています。
    理由は忘れたけれど
    その頃、行き詰った自分がいました。
    変化を求めていたのだろうと思います。

    でも変化は常に起こっていますね。
    身体の内部でも次々と細胞が入れ替わっている。
    変化しないものは何もない。
    出来れば良い変化の方がいいけれど、
    悪くなったとしても
    良い方向への第一歩としていきたいものです。

    ここも、変化を求めて開設したブログ。
    この1年で、8年分の変化があったようにも感じます。
    それだけ、得たものがあったということなのかもしれません。


    2006/03/08(水) 14:08:58
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    たけさん
    - 2006/03/04(Sat) -
    20060304.jpg

    「何とかなるよ」
    って思わなければ生きていけないよねぇ~ と
    友人と話す私ですが、
    「何とかなる」と思えば、気持ちも軽くなりますよね!

    この絵は、たけさんが描かれました。

    彼は、2001年に脳梗塞で倒れ、
    失語症と言語障害、聴覚障害、右手麻痺という重い後遺症が残りましたが、
    その後、残った左手を使って、絵と詩を表現されるようになりました。

    昨日、彼の個展と講演があると聞き、行ってきたのです。
    彼は失語症なので、講演はビデオと代読で進められました。
    病気になるまでは、ミュージシャンだった彼。
    病気で彼は、大切なものを失った。

    ギターを弾く右手。
    歌を歌う声。
    音楽を聞き取る耳。

    私もいろいろ失ったけれど
    苦労せずに出来ることは、まだまだいっぱいあるのです。
    彼を見ていると
    自分がいかに甘い人間であるかがよくわかります。

    私はつい後ろ向きになってしまいますが、彼はとても楽天的。
    彼の明るさが、幸運を招いているのかなあ?
    もちろんそれには、強い意志が備わっているのですけど。
    そんな彼の姿からいつも、生きる勇気をもらっています。

    たけさんありがとう。
    これからも がんばりますよ。

    ・・愚痴は言うだろうけどね・・(^^;

    2006-03-04
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    刻まれる時間
    - 2006/03/01(Wed) -
    20060301.jpg

    時計が一秒を刻む。

    1秒、2秒、3秒、4、5・・・

    見つめる 刻まれていく時間。 

    こうしている時間を

    もったいないと思う。

    それでいて 動けずにいる。



    心 忙しくしている自分。

    ゆとりが欲しい。


    2006-03-01
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