被害者の 悲痛な気持ちに 時効なし
    - 2010/11/26(Fri) -
    20101126

    男女3人殺傷事件の裁判員裁判で、死刑判決が出ましたが
    妥当な判決だと思います。
    私も、武るり子さん・・少年犯罪で息子さんを亡くされた・・
    の意見と同じで、年齢で考えるのではなく、
    犯した罪に対して責任を取らなければいけないと思う。

    交通事故も犯罪です。
    ハンドルを握る人の意識が車の動きに反映されているわけだから
    人と車は一体です。
    被害者の悲痛な気持ちに時効がないのは、交通事故も同じです。

    どんな罪であっても、犯罪者は責任を取る潔さを持って欲しい。
    でも息子の加害者には執行猶予がつき、
    生活保護を受けていたから僅かな裁判費用も免除されたし、
    任意保険は土建会社が入っていたので彼とは直接の関係はない。
    香典も送り返した。
    謝罪にも来なかった。
    何の責任も取っていないのと同じだ。

    だけど私は加害者への憎しみは捨てた。
    「それでも今でも憎いでしょう?」とある人に聞かれたけれど
    本当に憎んではいない。
    大嫌いな人間ではあるけれど。
    でも許したのでもない。放棄しただけだ。
    私が人を許すとか、許せないとか
    言えるような人間ではないし、
    考えなければならないのは加害者なのだから。
    ある意味無責任かもしれないけれど、
    それで心が軽くなったのは事実。

    加害者は事故後5年後に病死しました。
    それを私が知ったのは10年後。
    加害者が苦しんだ結果、死を早めたのなら
    (あまり想像できないけれど)
    尚更、勇気を出して謝罪に来なければならなかったですね。

    そして13年後の今、加害者に対しては
    私の心は穏やかです。
    加害者がこの世にいないということは
    なんて 心を穏やかにさせるのでしょうか。

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    今年の晩秋
    - 2010/11/25(Thu) -
    13年前のあの日は 紅葉にはまだ少し早かったのだ。
    でもある山のお寺のもみじの葉は真っ赤で
    それを見て誰もがわぁと歓声を上げていた。
    そうだね私も 子どもたちも
    わぁって きれいだね、って言ったと思う。

    今年の紅葉は例年よりも美しいのかな?
    「○○の紅葉がとてもきれいだった」
    という話をよく聞く。
    今日も聞いた。

    自転車での帰り道
    近くの神社の大きな木の葉が真っ赤で
    風を切りながら少し眺めたけれども
    途中で視線をそらした。
    晩秋は うつむく季節。


    今朝のニャンコ。

    20101125

    朝の陽ざしが差し込む場所を
    少しずつ移動している。
    猫も 人だって
    あたたかくて居心地がいいところが好き。

    砲弾が飛び交う場所なんて
    誰も好きではない筈なのに。
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    ほうほうの森
    - 2010/11/24(Wed) -
    息子が突然いなくなってから
    今年で 13年経ってしまいました。
    確かにそれくらいの年月が過ぎているのはわかっていても
    感覚的にはまだ5年くらいでしょうか。
    環境も 想いも 少しずつ変わってきて
    今は泣くことは少なくなりました。
    もうどうしようもない現実を
    受け入れたというか 諦めたというか。
    それでもいつでも 息子を想う。

    なんだか生きている者も死んだ者も
    同じ場所にいるようで
    生も死も そう違いがないようにも思えてきます。

    でも いない者は いないし
    肉体的な成長もない。
    会うことも話すこともできない。
    それが悲しい。
    何故という思いも消えることはない。

    でも命は永遠。
    息子が亡くなったあとに
    息子の声を聞きました。

    「ほー ほー」 

    いつものように 楽しそうな声。
    その声を聞いたことは、随分救いになりました。

    それにちなんで、
    以前 「ほうほうの森」 というブログを書いていました。
    今は非公開にしていますが
    一部HPの呟きに載せています。
    「ほうほうの森」 は、
    私にとって大切な場所です。
    再開したいと思っていたので、新たに場所を設け、
    この 「宙」 から
    ブログは 「ほうほうの森」 に移ります。

    2010/11/24(水) 07:47:40
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    あーと
    - 2010/11/24(Wed) -
    20101123

    タイトルをつけるとしたら
    「夏の夢」 かな。


    どじのTシャツをランチョンマットに作り替え
    その端切れを厚手の発泡スチロールにボンドで貼りつけてみた。
    メモや写真などを留めます。

    要するに
    端切れも捨てられないのだった。

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    Iさん
    - 2010/11/19(Fri) -
    「時間ができたら、湖岸でビールを飲みましょう」

    だけど、なかなか都合がつきませんでしたね。
    そのうち連絡が途絶え数ヶ月。
    なんとなくメールできないまま
    いつの間にか1年が過ぎてしまった。
    それでも、いつでも心の隅で
    Iさんのことは思い出していました。
    特にここ数日は、毎日のように思い出され、
    メールをしようと思っていたものの、すぐにできない環境にあり、
    先延ばしにしてしまっていたのです。
    そして一昨日
    突然に届いたIさんの訃報。

    思った時に、何故すぐ連絡を取らなかったのだろう。
    少し時間はかかっても、やろうと思えば出来たことなのに・・。
    いつもお忙しい人だから、
    連絡がないのは元気に活躍されているから、と
    勝手に思い込んでいた自分が悔やまれる。

    あの笑顔が思い出されます。

    地位があっても偉ぶらず
    いつも弱者の立場に立ち、
    自己研鑽を怠らず、
    陽気でお洒落で写真が趣味で
    孫にはメロメロだったIさん。
    通訳者として 人として 
    本当に立派な方でした。

    昨日の告別式には行かせていただきました。
    ご家族の意向で近親者のみで行うはずでしたが
    訃報を知り駆けつけた方もいたようです。
    私もその1人です。
    Iさんは多くの人に慕われておられたから、
    知ればもっと多くの人が来られたことでしょうね。

    最後にお会いできて良かった。
    ご無沙汰してしまい、本当に申し訳ありませんでした。
    だけど これからも
    Iさんは私の心におられます。
    いつまでも心に生きる 大切な人が
    また1人 増えました。


    2010/11/19(金) 16:26:01
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    天に昇る水母
    - 2010/11/13(Sat) -
    遥か彼方の空に
    夜明けを感じる時
    薄色をした満月が 低い山の上にかかっている。
    月はもうすぐ沈み
    やがて反対側の空に 太陽が昇ってくるだろう。

    だけど月は沈もうとせず
    薄い輪郭を残して透明になり
    夜空に向かって 昇り始めた。

    沈まないそれは 月ではないの?
    静かに静かに昇りながら
    少しずつ大きくなっていく。
    まるで夜空を泳ぐ 水母のように。

    やがて天にきた水母は
    夜空にきらきらきらめく
    星の粒へと形を変えた。
    ダイヤモンドをまき散らしたような
    美しい輝き。

    あれは 命の輝き。


    今朝見た夢の話。


    2010/11/13(土) 10:38:39
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    - 2010/11/07(Sun) -
    花を買いにいったんですよ。
    事故現場に置く花束を。
    明日は命日だから。

    いつもキレイな色を混ぜて
    寂しくないよう明るい感じにするけれど
    今年は黄色の風車も置こうと思ったので
    白を基調にした花束をお願いしました。
    自分でラッピングする時も多いけど
    今年はなんでだろう・・なんとなく
    花屋さんで作ってもらわなきゃと思ったのだ。

    いつも行くご近所の花屋さんはお休みで
    ちょっと離れた別のお店まで
    自転車で とろとろと。

    その花屋さんに行くのは1年振りかなあ~。
    こだわりを持った花屋さんで、店主も個性的。
    好きなお店でもあるけれど
    ちょっと離れているのと
    ご近所のお店を大切にしたいのとで
    あまり行く機会はないのだった。

    店ではまず記入用紙を渡される。
    どんな花か 色はどうか
    予算は 用途は
    贈る相手の年齢性別など。

    簡単に記入して渡したら
    すぐに作り始めてくれた。
    花束について質問をされながら。
    私も希望を伝えながら。
    店主もこだわりを持っているけれど
    私にも 何かとこだわりがあるのだった。

    そして出来たのは、百合と菊が数種類
    あと2,3種類の花と葉が入った
    優しい感じの花束だった。

    どの辺に置かれるのですかと店主に聞かれ
    場所を教えている間の
    店主と、その奥さんの表情が少し悲しそう。
    いつも行く近所の花屋さんにも
    お願いしたことがあったけど、
    そのお店のご夫婦も 用途を知ると顔を曇らせ
    気の毒そうに話されるので、
    息子のためと言ったことはない。
    今日も知人のような顔をして頼んだけれど、
    事故現場に置く花束にこだわりを持つ
    第三者はそうはいないかもしれないし、
    もしかしたら わかっていたかもね。

    花束を受け取って自転車の籠に入れ帰ろうとしたら
    店主と奥さんがわざわざ店の外に出てきて
    気を付けて帰って下さいと、頭を下げて見送って下さった。
    普段はそんなことされないのに。
    店主の気持ちが 胸に沁みた。

    花束に注意を払いながら、また自転車でとろとろ帰る。
    夜になるまで預かってねと
    お骨の前に置こうとして花束を抱いたまま
    しばらくの間 動けずにいた。

    2010/11/07(日) 15:09:41
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