超えたもの
    - 2006/03/11(Sat) -
    昨夜のTVドラマ
    「指先でつむぐ愛」 見ましたか?

    私は見ていましたよ。
    でも字幕が見られるテレビが使えなくて、
    私は別のテレビで見たので、あまり聞き取れなかったのですが。

    福島智さんの奥様の、光成沢美さんが書かれた
    「指先で紡ぐ愛」の本はまだ読んでないけれど、
    福島さんの講演は聞いたことがあるので、大体の内容は知っていました。

    福島さんは話すことは出来るから、
    講演も比較的早いペースで話されていたように記憶しています。
    人とのやり取りもリアルタイムに伝わる指点字で
    聞こえないということが、感じられませんでした。
    その、指点字の速さ・・
    驚きでした。

    講演で福島さんは、
    視力を失い、やがて聴力も失ってしまったときに
    深い水の底に沈んでしまったようだったと話されていました。
    でも、底に沈んだら底を蹴って、あとは浮き上がるだけだと。
    その言葉が心に残っています。

    見えなくなるということ。
    今、見える私には恐ろしいことのように思えます。
    見えなくなってしまったら・・・
    絶望しかないだろうかとも思えます。

    以前、新聞に載っていた
    別の病気の人の話ですが
    彼が病気で失明したあと、時を待って、医師が訪ねました。

    「病気になってよかったと思うことは、どんなことですか?」 と。

    彼はこう答えたそうです。
    「ほんとうに話したい人とだけ話をすればよくなったので、すごく楽になりました」
    「初対面の人と会った瞬間に、
    その人の性質や人柄を超えたものが見えるようになりました」

    「超えたもの」とはいったいどういうものなのでしょうか。
    苦しみと引き換えに、深いものが得られるのでしょうか。

    不幸と幸福も表裏の関係のように思えますが、
    裏側を見て初めて気がつくことが、人生には多いですね。

    失うだけではなく
    得られるものはきっとある。

    失ったから不幸だと思わない人生、送りたいと思います。

    2006-03-11
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