社会的責任
    - 2011/02/15(Tue) -
    埼玉県熊谷市で9人が死傷した事故の運転者の飲酒運転を
    黙認した2人に対してそれぞれ懲役2年の判決が出た。
    えっ たったの? と思ったけれども、飲酒運転による死亡事故を
    ほう助した人達も罪に問われたことを、喜ばなければならないかな。
    ほう助罪が適用されることが、当たり前にならなければいけないと思う。

    考えの足りない行いのために、苦しまなければならなくなった人達が
    この事故以外にもどれだけいることか。
    飲酒運転をする人だけが異質なのではない。
    その人の周りの、飲酒運転を正さなかった人達にも、同じ責任があるはず。

    別の、飲酒運転の犠牲者のご両親がテレビの取材に対して、
    「『運が悪いから事故にあった』 という そんな甘えをなくしていきたい」
    と話されていた。
    本当にその通りだと思う。
    事故を運のせいにするのは、甘えでしかない。

    誰かのせい 社会のせい 何かのせい。
    何か事が起これば、責任転換し他のせいにする人がいる。
    その人も、周囲の人も。
    自分たちに責任は全くないと思っている。

    いじめによる自殺もそうですよね。
    いじめている人はいじめることに罪悪感は持っておらず、
    周囲は自分には関係がないからと、見て見ぬふりをする人が多い。
    その無関心さが、いじめを助長するということに気が付かない。
    いじめる人はもちろん、その周囲の態度も大きな問題ではないだろうか。
    「いじめ」を「飲酒」に
    「自殺」を「交通事故」に置き換えても、ぴったりくるのでは?
    小さなことでも社会の縮図。
    1人1人がもっと 社会的責任について考えた方がよいと思う。
    「勇気を持って」
    と自分にも言い聞かせる。

    そう なかなか 言えないことでもあるのだ実際。
    私が繰り返し思い出すのは、あるスーパーでの出来事。

    家族を乗せた大柄の男性が、堂々と障害者専用の駐車スペースに車を置いた。
    見て嫌な気分になったけど、誤解だと困ることにもなるので、
    警備員に任せた方が良いと思い何も言わずに通り過ぎた。
    でも全員どう見ても健康そうに見える、夫婦と女の子2人の4人家族。
    その8、9歳くらいの長女と思える女の子に対し、父親が異様にきつく接している。
    父親は、ちょっとその子が遅れると怒鳴り散らし、
    店内でその子が迷子になり、大声で親を呼び泣いているのに気が付いていても無視。
    母親も知らん顔。
    その子が親を探し出し傍に行ったら、父親がまた汚い言葉で怒鳴り散らす。
    私には、その子は親に見捨てられる不安感で、情緒不安定になっているように見えた。
    虐待のひとつなのかもしれない。
    年齢から考えると落ち着きのない子どもであったから
    もしかしたら病気の可能性もあるけれど、
    親の接し方が原因にあるように思える、そんな感じの子ども。
    でも誰も泣き喚いているその子に声をかけない。
    私も離れていたとはいえ、声をかけられなかった。
    それはその人達がルール違反を堂々とし、汚い言葉を平気で使う、
    人間的に下らない人達のように見えたから、
    その子どもに対しても、冷めた目で見ていたからだったのではないかと思う。
    それが悔やまれる。

    関係ない話のようにも思えるけれど
    物事は全て繋がっていると思うのですよ。

    お酒を飲んで運転する、どうしようもない人に対し
    上記の家族連れを見た私のような反応をする人もいるのではないだろうか。
    もしくは無関心、近づかない人。
    関わりにならない方が、自分にとって安全だものね。
    「反省するため事故を起こせばいい」と 思う人さえいるのでは?
    でもその結果、何の罪もない人が被害を受ける。
    どんなことであっても、その社会的責任を自分のこととして考えてみれば
    世の中の悲惨な出来事は 少しは減るのではないかと思う。

    とはいえ 難しいことでもある。
    世の中には信じられないような人が多いから。
    下手したら自分が被害を受けるのだからね。
    それでも何か上手な方法を、考えられるようにしたいものだ。
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    コメント
    -かわいそうなひと-
    おそらさんまたまた久しぶりです。
    おそらさんの話を読んで思い出した苦い記憶。
    やはり障碍者のための駐車スペースに大きな車を止める親子がいました。
    うちの主人が「あいつ絶対健常者だ」と言い睨み付けたところ、車から出てきた父親と母親が凄い剣幕でこっちに脅しをかけにきたのです。
    「おいてめぇなんで見てんだよ」
    「障碍者手帳見てぇのか、見せてやろうか」
    結局何も見せず(苦笑)子供たちを引き連れてショッピングセンターに入っていきましたが。
    主人は「あぁいうヤツらは身体的に障碍はないかもしれないけど、心がいかれてる。心の障碍者だ(言葉は悪いかもしれないけど)」と溜息をついてました。
    いつも言うことは同じ。
    もっと自分の心に余裕があれば、周りを見渡せる。
    周りを見渡せるとすべてにおいて気を遣える。
    おそらさんの言う通り、全て繋がっているのに・・・
    なんでそれに気づかないんでしょうね。哀しいことです。
    でもやっぱりそこを嘆いてばかりではいけない。
    自分にできること、考えてやっていきますね♪
    ps 来週我が小学校で朗読劇が開催されます。TAV交通事故死被害者の会の皆さんとPTAの部員によるものです。「あいみての…」です。勿論観にいきます。
    2011/02/19 00:10  | URL | kana #-[ 編集] |  ▲ top

    -Re: かわいそうなひと-
    kanaさんこんにちは。

    その親子 私が見た親子かも?と言いたくなるくらい。
    目が合ったら因縁つけられていたかもしれないですね・・
    一緒にいたKanaさんもドキドキされたのでは?
    でもご主人勇気ありますね。
    私は睨み付けることもしませんでした。
    私も、心が障碍者なんでしょ。と(言葉悪いかもしれないけど)、その時一緒にいた家族に言いましたよ。
    言えなかった自分が情けなくて、その子どもに対しても冷たくなってしまったのかもしれないです。
    どうしようもない人は、どうしたら考えを変えてくれるのかしら?
    何かいい方法ないかなと考え中なのです常に。
    何しろ私は見かけが怖そうじゃないから・・バカにされてしまうのでしょうね多分。
    別の話だけど、列に割り込みをした女性に注意して、逆ギレされて嫌な目にあったことも。
    そんな経験があると言うのも躊躇してしまうけど、注意しないととっても後味悪い。
    スマートにカッコよく、出来ないものかしらね~~~。

    朗読劇、学校でされるのですね、素晴らしい!!
    私は動画で見ただけですが、とっても良いですよ。
    是非是非観て下さい。期待していて下さいね。
    2011/02/19 17:02  | URL | おそら #-[ 編集] |  ▲ top


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