矛盾
    - 2011/04/02(Sat) -
    夜明けが近づく時間
    薄い暗闇の中にぼんやりと見える巨大なショッピングセンターは
    里山みたいだ。

    人々が遊ぶ現代の里山。

    木々が茂り 葦の原が広がり
    水鳥や多くの生き物が住んでいたその場所を
    壊して 埋めて 人口の山を建て 新たに僅かな木を植えた。

    あんなところに行くものかと
    最初は私は行かなかった。

    でも風景が一変し その風景に目が慣れてしまうと
    生活の品を求めて
    遥か遠くの地から送られてきた油を車に詰めて
    橋を渡って 出かけるのだ。 
    なんという矛盾。

    暴れたら手なずけられない原発は
    この国にはいらないと言いながら、
    原発のある土地に訪れても 
    長くは滞在したくはないと心の片隅で思いながら、
    自分が住むこの家は オール電化。
    なんというこの矛盾。

    甘受し続けていいものじゃない と
    最近は節電 これからも節電。
    経済活動が落ち込むと言う人もいるけれど
    個人がする節電と 経済活動は別のもの。
    大切なのは個々の意識です。
    あって当たり前ではないものが どれだけあるか、
    今回の災害で 思い知ったのは私だけではないでしょう。

    それにしても思うのは あの東京という大都会の異常さ。
    0時を過ぎても 多くの人がホームに溢れ電車は満員。
    それが常。
    その中に一時でもいた私も 異常の中に入るけれども。

    日本の多くが異常です。
    明るすぎて星が見えない夜空の下に住むことだけが
    豊かな暮らしではないということを、
    気付いた方がよいと思うのです。

    計画停電 生産する人達は大変だけれど
    せめて家にいることができる人は
    外に出て 星空を眺めてみてはどうでしょう。
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    コメント
    -本当に。-
    おそらさんこんにちは。

    今回の震災は、日本国中、世界中にとって、一旦停止ボタンが押されたような気がしてなりません。

    ちょっと待って。
    自然よりもニンゲンが上だと思い違いしてない?
    何もかもニンゲンが作ったんだと思い違いしてない?
    何か、忘れているんじゃない?
    って。

    甚大な被害を出し、想像をはるかに超えた沢山の尊い命を失ってまで、皆が考えなければならないこと。
    理不尽な出来事だからこそ、皆が考えるであろうということ。
    人智を超えた何かに教えられているような、そんな気さえします。

    生活は不便だったけれど、時間の流れがゆっくりで、
    自然と共生共存してきた昔と、
    何もかもが簡単に手に入り、何不自由なく暮らせるようになった今。

    どっちも良くてどっちも良くない、
    けれどやっぱり心が豊かであるためには何が必要か、
    それを今一度、考える時がきたのかな、と思います。
    2011/04/03 11:17  | URL | kana #-[ 編集] |  ▲ top

    -Re: 本当に。-
    こんにちはkanaさん。

    桜が咲いてきましたね。

    人間が何もしなくても、花は咲き葉は伸びてくる。
    自然って 地球って、なんてすごいのでしょう。

    一旦停止ボタン、ほんとそうですね。
    立ち止まるのは良くないことが起きた時が多いけど、
    一旦立ち止まって考えることはとても大切ですね。
    人間って勘違いしてしまうものだから。
    自然のもの何一つも完璧に作れないのにね。

    自然に対する畏敬 畏怖の念を忘れてはいけないと思います。
    自然は優しい、けれどとても厳しい。
    克服しようと努力してきた人達がいたからこそ、私達は今安心に暮らせているけれど、
    今一度考えをリセットして、
    自然に感謝し、自然と折り合いをつけながら生きていく
    ベストな方法をみつけられたら良いですね。
     
    2011/04/06 16:54  | URL | おそら #-[ 編集] |  ▲ top


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