優しい人
    - 2008/09/11(Thu) -
    久しぶりにN医師に会いました。

    喘息だった息子が通っていた、
    大きな病院のアレルギー外来の先生です。

    亡くなる1年ほど前から発作もあまり出なくなり、
    病院に行く回数も減っていたけれど、
    6年ほどその先生にお世話になりました。

    とっても優しいお顔の先生。
    診察が終わったら、必ずお礼を言って先生にさよならした。
    お礼といっても、私は先生に品物など
    送ったことも渡したこともない。
    お中元も、お歳暮も、入院しても。
    渡すものはたった一つ、心からのお礼の言葉だけ。

    というわけで、その先生と私は特に親しくはない。
    一人の医師と、一人の患者とその母親の関係です。
    でもその先生は、息子の死が夜のテレビニュースで流れたのを見て
    わざわざ病院に行きカルテを調べ息子と確認して、
    葬儀に来てくださったのだ。

    参列者の一人にお辞儀をして、それが先生だと知ったとき
    まさか来て下さるとは思わなかったから、驚いた。
    同時にとてもありがたかったし、嬉しかった。

    そのN医師、過去に2回おこなった
    「生命のメッセージ展」 にも忙しい合間を縫って来てくださいました。
    病院内の方に伝えるなど協力もして下さいました。

    今日は10ヶ月ぶりに行ったのです。
    普段ご無沙汰しているのに、こんな時だけで申し訳ないと思いながら、
    こんな時だからこそ、会いに行けるのが嬉しくもある。

    最近血圧が上がりましたと言う先生。
    以前と同じように話してくださるけれど
    少し、その優しいお顔に疲れが見える。

    以前より増して忙しくなられた様子。
    優しい人は無理をしがち。
    自分のために 時に冷たくなってほしいと思う。

    2008/09/11(木) 23:26:45
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