目撃者
    - 2011/12/08(Thu) -
    最近はブログやHPの更新が滞っています。
    メッセージ展には時々行ってはいるものの、その記事も書けないでいますが
    また、書きたいと思っています。

    11月18日から20日まで行われた鳥取のメッセージ展にも、
    1日だけですが、行きました。
    その報告書が今日届きました。
    新聞記事のコピーが幾つか同封されていましたが、その中に
    12年前に飲酒運転の車が鳥取大の女子学生4人の乗った車に正面衝突し、
    3人が亡くなった事故について書かれていました。
    悲惨な状況の中、事故直後の目撃者が「1人だけでも助かってくれ」と祈ったそうです。
    帰宅後家族に話したとき、まだ幼かった娘さんに
    『全員助かって』と何故祈らなかったの と聞かれ、後悔したその人は、
    毎日通勤の行き帰りに現場で車を下り、線香を上げ、花を供え続けてこられました。
    無関係の人がそこまでしてくれるのかと、
    そんな人もいてくれるのだと思うと嬉しくもあり、
    また悲しいことだとも思います。
    「事故は遺族だけでなく、目撃した人の心もさいなむ」
    と、遺族はずっと気遣ってこられたそうです。

    私が事故現場に花を供えるのは、今は命日の時だけ。

    事故の一因を作った、
    横断歩道に停止していた渋滞車の中の1台を運転していた人は、
    知らせを受けた私がサンダルをつっかけて現場に走る姿を見ていたはず。
    その時どこにいたのか、
    恐らく現場からはそう離れていないところに車を進めていたはず。
    何も関係のないような顔をしながら。
    (でも心の中では、早く現場から去りたくて仕方なかったはず)

    その後その人を探すことはしなかったけれど、
    花を置く時には、その人のことを意識して置いていた。
    同じく 基本を忘れている車に対しても。
    花はドライバーに対して、注意喚起のために置いている。
    たった年に1度だけであっても、
    ここで事故があった
    ここで1人の子供が死んだ
    そのことを忘れて欲しくなくて。
    このような悲しいことが
    二度と起こらないようにと願いながら。

    事故が起きても足を止めずに去った、事故の一因を作った人は、
    二度と現場で車を下りることはなかったようです。
    だけど事故直後、すぐに車を降りて、
    交通整理をしてくれた人たちがいました。
    自分とは無関係のことなのに。
    その人たちに改めて、感謝します。


    久し振りに書いたのに、明るい記事には出来なかった。
    でも命日を過ぎてから 今日までに
    泣きもしたけれど、笑ったし、
    楽しかった出来事もあったのです。
    そのことにも 感謝です。
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