ホッピング
    - 2014/07/06(Sun) -
    ある年のクリスマスの
    サンタさんからのプレゼントが、ホッピングだった。

    亡くなる前の年だったかもしれない。

    どじがいなくなってから1年程は
    いつでも使えるようにと
    玄関の前に置いていた自転車の横に立てかけてあったり、
    部屋の片隅に置いてあったり。

    今住んでいる家に越してきてからは
    ずっと自転車と一緒に床の間に置いてあった。

    自転車は治して、3年前から外に置き
    たまに私が乗っているけど、
    ホッピングはそのまま。

    時々は玄関の横に置いてみたりもしたけどね。

    でも 誰もつかわず
    少しずつサビも出てきて、
    持ち手にはめてあったカバーも
    劣化して割れてしまって。

    どじの存在までもが風化していくようで
    悲しく感じてもいたのだった。

    そんなある日、家に来た小学生の子に、
    遊んでみる?と手渡したら
    すごく喜んで遊んでくれて。

    ボロだけどこれでも良かったら、と
    あげたら喜んで持って帰ってくれて。

    最初は数回しかできなかったのに、
    今では200回も跳べるんだって!

    お友達とも代わりばんこに、遊んでいるそうです。
    朽ち果てるのを待っているだけのようだったホッピングも
    これだけ遊んでもらえたら、本望だね。

    例え壊れても、
    持っていた命、使い切れて
    ホッピングも喜ぶよ。

    ありがとう。
    もらってくれて。
    楽しんでくれて。

    どじの代わりに遊んでくれて

    ありがとう。

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