ぞっとした
    - 2015/11/04(Wed) -
    車で、3車線の道路で信号待ちをしていた時に
    ふと前方の右折車線を見て ぞっとした。

    250ccくらいのバイクの後ろに幼児が乗っている。
    3~4歳くらいだろうか?
    ちゃんとヘルメットはつけている。
    小さなヘルメット・・
    そりゃそうだね。幼児だもの。

    自転車なら理解できる。
    お母さんが自転車で 子供にヘルメットをかぶせて
    乗っているなら、わかる。
    だけどバイクなのだ。
    スピードが違う。
    しかも交通量の多い道路。
    転落したら命はないと思った方がいい。

    固定しているようなものは見えない。
    手を上にのばして、小さな手で
    前の大人のジャケットの襟部分? を掴んでいる。

    先にこちらの信号が変わったので、
    どのようにして走っていったのかはわからないけど、
    もし子供が手を離してしまったら?
    もしふいに眠ってしまったら?
    どうするつもりなのだろう。

    見えないところで固定しているのかもしれない。
    そう思いたい。
    だけど、幼児なのだ。
    大人と同じ判断力はない。

    多分慣れているのだろうと思う。
    怖さをまだ知らないのだ。
    子供も 大人も。


    私も子供の時には、父のバイクの後ろに乗って
    よく出かけていた。
    小学校4年生くらいからだろうか。
    その頃はノーヘルだった。
    小さな、前に持ち手がついているバイクだった。

    ずっと持ち手を掴んでいると、体が痛くなる。
    ある時信号待ちで、手を離して私は伸びをした。
    その瞬間、バイクが発進、
    後ろにのけぞり、落ちそうになった。
    必死で掴まり、事なきを得たけど、
    すぐ後ろにも車がとまっていたから
    あの時頭から落ちていたらと思うとぞっとする。

    そしてある日とうとう 事故になった。
    舗装道路上に砂がたくさんこぼれていた。
    交差点を右折しようとした父は前から来たダンプに気をとられ
    バイクは砂にすべり傾いた。
    バイクは転倒、
    私は放りだされ、片頬で何メートルもスライディング!
    近くに車がなかったから良かったものの
    ダンプに轢かれていたとしたら、そこで命は終わっているか
    生涯に渡る怪我をしていたに違いない。

    怪我は痛かったけど、骨折などなかったのは幸いだった。

    父も安全意識が低かったね。
    その時代は、殆どの人がまだまだ低かったのだ。

    その二つの出来事を思い出しては、少しぞっとしていたけれど、
    自分も免許をとり、バイクに乗れるようになってからは
    その爽快感が怖さを忘れさせた。

    そして私もある日、道路上の砂ですべり、
    顔から道路に突っ込んだ。

    傷が治るまで何日もかかったよ・・
    痛いし、傷だらけの顔をさらして恥はかいたけど、
    大きな怪我がなかったのはまだ良かった。
    それからようやく、注意して乗るようになった、
    馬鹿な私であったのだ。

    幼児を乗せていたのは、お父さんなのだろうか?
    大丈夫なんていわず、
    どうか、その危険さに
    早く気付いて欲しいと思う。

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